おいしい本
まえから面白いと思っていたこと。
印象主義派の音楽のように
「音」でカラフルな情景が浮かぶことがあります。
某書によるとドの音は赤色だとか。
♪レはレモンのレ~♪で黄色かと思いきや
たしか他の色でした(笑)
和音となればまた混色されたかのように
違うイメージの景色がひろがるのでしょう。
また、行き方がすべて「ことば」のみでつづられた絵のない
“ことばの地図”という某出版社HPのアクセスマップなどは
さすが文筆業ね、といたく感心したことが。
ランドマークの記述が、クスッと笑えたりして
目的地周辺の景色がアリアリと
脳裏に浮かびました。
これらはシャンソン歌手石井好子さん著
有名なパリと東京の「オムレツ」本。
カバーだけ見ていても素敵。
古きよきパリのさまざまな食事情が
「言葉だけのレシピ」でつづられていて楽しめました。
東京編は最近読み始めたばかり。
食いしん坊な内容は前作同様で
読んでるだけで脂肪細胞が増える感じ。
(笑)
これは料理研究家の高山なおみさんの
エッセイ。日々ゆらゆらと読んでおります。
巻末のレシピにつられて買った本。
そして最近生徒さんからお借りした本、
「八朔の雪」
これはホント・面白い~♪
時間を作ってはつい手が伸びる本でした。
船場言葉がはんなりと心地良く
江戸と上方の食文化や気質の
違いが興味深く描かれていて、
小気味良いのです。
そして本当に大切な人を応援するって
こういうことなのね、と読んでいて身に沁みます。
喜代子さん、ありがとうございます。
続編をお借りするのを
今から楽しみにしております(笑)
ちなみにこの本もレシピ付きの
時代小説。食いしん坊のアンテナを
張っていると偶然にも本まで
おいしいものが集まってきます~
逆に、IKEAの取説みたいに
絵だけで見せるレシピ本もいいかも。
て、ちょっと見せたかっただけの
お気に入りの
小さなスケッチbookと、
可愛いクロッキーノート。
先日京都で篠原先生に魅せられて
今はなんだかおいしいもの
描きたい気分です。
音も色も言葉も五感すべてが
心の中で繋がり合い、何かを
想像(創造)出来たとき、
人は楽しい♪