色のはなし


ここのところあまり書く気も起こらず、、
でも、少しずつ
ホッとできるお話を
書いていけたらと思います。
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人は色とともに暮らしています。
悲しいことがあったとき、
モノトーンやグレイッシュカラーを心地良く感じ、
また
嬉しいときにはよりカラフルな
明度や彩度の高い色を選んだり。
もちろん個人差はありますが
人は心に余裕のないときには
色を感じることが
出来にくくなると思います。
だから
普段、私のように絵の具に囲まれて
仕事をしていると、
悲しいときには
筆が止まったりします。
カラフルな色が目に飛び込んで
くることに、
心が負担を感じたりするのです。
それでも、
少し悲しみの底に行き着いて、空を
見上げることを思い出したとき、
ひとは又
「色味」が恋しくなります。
そんなときに
自分が「心地いいなぁ」と
思える色を近くに置くと
より心の回復も早いのでは
ないでしょうか。
冬のあとにくる春のような
やさしいパステルカラーから
わたしも洋服や絵の具の色を
選んでいきたいと感じています。

2011-03-25 | Posted in ひとりごと 

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