19日(土) ジヤンヌ・ダルク教会と夕暮れのBriareの街
晩秋のフランスの夕暮れは本当に早く
16時を回るとおぼつかなくなってきて。
Gienの街のケーキ屋さん。
甘そうだけれどきっと私の好きな自然で
懐かしい甘さなのでしょう。
ブロカントのお店。
ガラス越しにジアンの食器も見えました。
などと、タクシーを捜しながら
市街地を歩いていると古い石階段が
あって、日本みたいに
「ジアン城はこちら↑」みたいな案内もなく。
でもなんとなくお城に続いている気がして
上りました。
かなりきつい階段を
テクテク上がり。
眼下にロワール河にほんわり夕陽。
ジャンヌ・ダルク教会に先に
辿り着きました。
オルレアンといえばジャンヌ・ダルクというくらい
有名なんだよ、と先日仏語レッスンで
教えて頂いたっけ。
そうここはオルレアンの隣り街だった。
ドアを押して入るとだぁれもいない、、
こわいくらい厳かで、
お祈りだけしてすぐ出ました。
ジアン城は改修工事中だったので
あきらめて又
Briare目指して階下へ。
やっと見つけたタクシーに乗り、
着きました、Briareの
Le Pont Canal(運河橋)
ギュスターヴ・エッフェルさんの設計。
私としてはここははずせない(笑)
でももうほとんど陽が落ちて。
あ~、キレイ。
あ~、でも不安。
景色もほとんどシルエット。
暗いけれど、
たしかにここよね、とボードを確認。
振り返ると美しい運河の街。
最新カメラでvivid撮影。
でも実際はこんな感じ。
だんだん泣きそうになってきました。
タクシーの通ってきた道を
戻りながらタクシーを探す。
ほんとはこんな暗さ(泣)
こわいよ~
あら、でも可愛らしい教会~
、なんて写真も撮るブロガーなわたし(笑)
結局運河のとなりにあったこのショコラティエで
タクシーを呼んでもらったら良かったけれど
ちょっと好奇心で街を歩いたおかけで
親切なスーパーのおじさんと
タクシーの運転手さんに出逢い、
無事Gien駅に戻れました。
帰りの列車のなかで一人
こんな思いもう二度とイヤ(泣)、と思った
けれど、今一番愛おしく思い出すのは、
GienとこのBriareの街。
夏に行くとボートに乗ったり
川遊びが楽しいそうです。