2011年11月19日(土) 憧れのGienの街へ
今回のフランス旅行では
はじめて列車で遠出を、と考えていました。
アルザスのマルシェ・ド・ノエル、
ベルギーでショコラ三昧、
そしてジアン窯見学、など三択。
結局、今年創立190周年を迎えている
記念すべきジアン窯の見学予約が取れたので
即決。ワクワクです。
パリのBercy駅から約1時間20分の列車の旅です。
9時05分にパリ出発です。
車掌さんが車内でしっかり検札に回ってきます。
日本でしっかり教わっては来たけれど、
Eチケットだからドキドキしました。
Gien駅に無事到着。
田舎ののどかな駅ですが
さすが構内のタイルがアートしています。
駅を出たらタクシー乗り場にタクシーはなく、
先に寄ろうと思っていたBriare行き列車は
15時過ぎまでなく。
途方にくれていたら市内巡回バスが来て、
運転手に資料を見せたらOn y va! (行くよ)と言ったので
飛び乗りました。
(la Faiencerie de Gienまで。無料です。)
歩いていたらたぶん1時間半以上は
かかっていたでしょう。
Gien窯の前でバスを降りたら土曜日のマルシェが。
(パリよりかなり地味目)
お天気もよく、まずはランチをとろう決めていた
ホテル探しに出発。
静かなロワール川に沿って
道を聞きながら約1kmちょっと歩いて、
辿り着いた2つ星ホテル
la Poularde
12時からなのに少し早く着いたので
ロビーでメニューを見せて頂き待ちました。
ロワール川を見ながら、
(貸切です、ドキドキ)
ジアンのお皿でお食事が出来ます。
ようこそGienへ、と言われて
いるようでウレシイ♪
たしかお魚のすり身のスープ
熱っ熱でなかなか美味♪
ここGienは昔から狩猟の盛んな街。
ジビエの時期なので
鹿肉を頂きました。
少し野性味はあったけれどデミグラ系で
からめてありなかなかお味はよし♪
チース味のブリュレとサラダ
お腹いっぱいだけど残したくないお味。
ショコラのミルフィーユと
左にホイップしたクリームが
濃厚でどこか懐かしい味でした。
スイーツも美味しくてシアワセ。
これで29€はお得でした♪
ホテルで地図をもらって、
またGien窯までひたすら川沿いを戻る。
パリとは建物も違って、
一人で歩いているうちに
だんだん現代人の感覚が鈍くなり
夢の中にいるような気分に。
ロワール川の橋の上から見た
ジアン城です。
狩猟の歴史館にもなっているようです。
こじんまり市庁舎。
14時にアトリエ見学を予約していたので
最後は走ってギリギリに到着。
さて、中はどんなでしょう?