鶴崎熊太先生
高校の時、美術を選択していた私。ご指導頂いた鶴崎熊太先生、、
今もお元気かなぁ、、と最近何気に想い出していた。
鶴崎熊太先生、、そのインパクトのあるお名前(笑)とお人柄は
決して忘れられない。
1〜2ヶ月位前もご活躍かどうかネットで調べてみた。
生きてらっしゃったら95歳位。あの先生なら十分あり得る(笑)、と検索したものの確実な情報は得られなかった。
で、先日ふと豊中市民ギャラリーの前を偶然通りかかった。
すると美しい日本画の展示が目に入った。
入り口には「鶴崎熊小作品展」の文字が。
ひゃ~~、イ・生きてた!(もとい・お元気で在らせられた!)と嬉しくなって、
豊中での用事を済ませ、帰りにいそいそとギャラリーに立ち寄った。
素直なタッチで描かれた美しい色使いの日本画が並んでいるのを見て、胸が詰まった。
受付のかたに恐る恐る「先生は今もご健在で、、?」と尋ねたところ、、残念ながら7年くらい前にお亡くなりになった、とのことだった。
あ~残念、、また先生と会える気がしていたのに。。
でもきっと先生は天国から、ここに私を呼び寄せて下さったのだと感じた。
学生の頃は、先生が日本画の巨匠とは知らず私はデザインコースを履修していた。思い返すと、最初に絵デザインを教えてくれたのは熊太先生だった。
コロンとして小柄な、愛嬌のある濃いお顔立ちの先生で、いつもズボンにサスペンダーをしていた。そしていつも怒鳴っていた(笑)、、けどそこに愛があった。
余談だけれど、彼が被服科の先生とコラボして母校の制服をデザインされた。。私はその制服が着たくて母校を選んだ。
昔、女学校だったその母校は、近くに住んでいた父の若かりし頃の憧れの学校
でもあったと聞いたことがある。
そんな逸話をふと思い出したりした。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨
と、言うわけで、
ちょっと長くなりましたが、心のモヤモヤが晴れました(*^^*)
熊太先生ありがとうございました。晩年絵を描きたがっていた父にも、どうぞ天国で教えてやってください。。
鶴崎熊太小品展は、豊中市民ギャラリーにて2015年2月14日
バレンタインデーまで。