トットちゃんを読んで
最近、「徹子の部屋芸人」というククリで
少し話題になっていましたが(笑)
私は昔から徹子さんが大好き。
大好きと言うよりもどこか惹きこまれる人。
黒柳徹子さんが幼い頃、
素敵な校長先生が作った「トモエ学園」で
過ごした愛おしい日々をつづった実録、
「窓ぎわのトットちゃん」。
今年で出版30周年だそうですが、
なぜかずっと
読みそびれていました。
でもふと気になりだして
読むことにしました。
すると、まず書き出しが
「自由ヶ丘の駅で大井町線から降りると、、」
から、はじまってびっくり。
相棒が住んでいた、
今も恋しい街でのお話でした。
読んでいくと、
九品仏(くほんぶつと読みます)、等々力(渓谷)、
大岡山、洗足、と
東急線のなつかしい駅名が
たくさん出てきて親近感があふれてきました。
徹子さんもあの沿線に
住んでいたんだ~
小学生にでもわかるようにシンプルな表現で
トモエ学園での仲間とのエピソードや
授業風景を通じて、
いつの時代にでも大切であろう
教育のこと、食育のこと、
心の持ちようがたくさん書いてあり、
ほんとうにホンワカと
いい気分で読み終えることが出来ました。
土地勘があるだけに、
トモエ学園って戦争で焼失する前は
自由ヶ丘のどこに
あったんだろう、、と思って読んでいると
あとがきに、
今は大丸ピーコックとその駐車場に
なっています、とあり、
そうとは知らずに何年もその跡地へお買い物に
通っていたなんて、
嬉しいような、
悲しいような。
窓ぎわのトットちゃんは、
「赤毛のアン」を読んで以来の
感動でした。
「こわくて、くさくて、おいしいもの、なあに?」
大きくなったトットちゃんが
今も「徹子の部屋」でそのなぞなぞを
子役ゲストに出していました。
(笑)
私も小3の甥姪にそのなぞなぞを
出しました。
「え~、わかんない、何なん?」と2人。
「答えはトットちゃんを読んでね」
と言いました。